1999年に誕生したリーバイス・エンジニアード・ジーンズの1本。立体裁断を採用してパーツ数を少なくさせながらも動きやすさと快適性が追求されている。誕生20周年を記念して2019年に復刻されることとなり、注目される。
 ここで紹介するのは、2001年8月製のもので、当時に購入後、未着用のままにしていたものである。

Levi's_engineeredjeans_前面
立体裁断というだけあり、畳んで平置きすることが難しい。ひざから下は、初めから内側に向けてねじれるように作られている。
Levi's_engineeredjeans_背面
裏から生地が床につくように並べると、前面からの場合と異なり、かなり脚が開いたようになる。また、アウトシームがねじれて、裾の部分では真ん中にまで来ている。
Levi's_engineeredjeans_紙パッチ

パッチ部分

通常であればパッチが付けられる腰の右後ろには、ステッチだけがある。これはパッチが取れたのではなく、元からの仕様である。
Levi's_engineeredjeans_内タグ

内タグ

ウエストベルト裏の中央につけられた内タグ。その下には、ループが付いている。
Levi's_engineeredjeans_内タグ

内タグ

バッドウイングロゴがプリントされたタグ。
Levi's_engineeredjeans_内タグ

内タグ

2001年8月製で、日本製。
Levi's_engineeredjeans_背面

背面

バックヨークがない代わりに、切り込みを入れてつまみ縫いされている。
Levi's_engineeredjeans_バックポケット

バックポケット

バックポケットは、右後ろの片方のみ。フラップが付けられている。スモール"e"の赤タブもある。
Levi's_engineeredjeans_トップボタン

トップボタン

ジッパーモデルであるが、501と同じシルバー系のトップボタン。
Levi's_engineeredjeans_ジッパー

ジッパー

黒のバットウイングロゴ"Levi's"が付いたジッパー。
Levi's_engineeredjeans_トップボタン裏

トップボタン裏

"J09"の刻印あり。
Levi's_engineeredjeans_コインポケット

コインポケット

別布で作られたのではなく、切り込みを入れて作られたコインポケット。
Levi's_engineeredjeans_リベット

リベット

トップボタンの色に合わせているのか、シルバーのリベット。
Levi's_engineeredjeans_リベット裏

リベット裏

リベット裏もシルバー。
Levi's_engineeredjeans_アウトシーム
 

アウトシーム

ロック処理をした上での脇割り縫い。裾は、チェーンステッチにしているが、オリジナルではない。
Levi's_engineeredjeans_生地

生地

綿98%、ポリウレタン2%のストレッチ生地。黒に近いような濃い目の染めがされている。混紡率が低いせいか劣化に強いポリウレタンが使用されているのか分からないが、購入後20年近く経過しても加水分解による劣化は感じさせない。長めの縦落ちをしそうな生地である。

表記サイズ ウエスト
ヒップ 前股上 後股上 ワタリ 股下 裾幅 総丈
W28/L- 71 94 25 36 27 - 19 -