ビッグジョンの第一号ジーンズとして、同社から復刻もされているM1002モデル。復刻版を紹介するホームページでは、これと同型のものは1967年モデルとされており、リーバイスで言えばXXからBIG Eへの移行期と同じ時期に生産されたものということになる。生地は、コーンミルズ社から輸入したものが使われているが、縫製は日本製と表示されていないものの日本で行われたものと思われる。
フラッシャー
大きな"BIG JOHN"のロゴ。また、その右下には、ストアブランドのデニムのタグでもよく見られる"CONE deeptone DENIM"のロゴが入っている。また、紙パッチには"MADE IN U.S.A"の表記があったが、フラッシャーでは"FABRIC MADE IN AMERICA"と書かれており、生地はアメリカ製ということのようである。
内タグ
ウエストベルトにコーンミルズ社製の生地を使ったことを示す布製の内タグが付けられている。当時の日本人の中にコーンミルズ社を知っている人がどれだけいたのかは疑問であるが、少なくとも生地がアメリカ製ということは大きなセールスポイントであったのだろう。
タブ
リーバイスと同じ位置に赤タブが付けられている。面白いのは、"BIG JOHN"ではなく"CONE"の文字が刺繍されていること。当時は、ビッグションというブランドより、アメリカのコーンミルズ(の生地)ということを前に出した方がいいと思われたのだろうか?
表記サイズ | ウエスト |
ヒップ | 前股上 | 後股上 | ワタリ | 股下 | 裾幅 | 総丈 |
W27/L32 | 72 | 97 | 28 | 36 | 28 | 81 | 21 | 107 |