Dickies Denim Jacket (1950年代製)

 今ではストリートブランドとして人気を博しているディッキーズが1950年代に製造したデニムジャケット。2ポケットのいわゆるセカンドタイプのデザインとなっている。

Dickies Denimjacket_前面
リーバイスのセカンドモデルと同じく、胸に2つのポケットが付けられたデザイン。このデザインが当時のデニムジャケットの主流であったことが窺える。
Dickies Denimjacket_背面
Dickies Denimjacket_タグ

タグ

襟元に付けられた真っ赤な刺繍タグ。ロゴは、現在のものと変わりがない。
Dickies Denimjacket_ネームパッチ

ポケット

胸に付けられたポケット。左右下に飾りステッチが入っているが、ステッチの間が盛り上がっているため、ステッチの間にアタリが付いている。
Dickies Denimjacket_ボタン

ボタン

ボタンはブランド独自のものではなく、汎用ボタンが用いられている。
Dickies Denimjacket_サイドアジャスター

サイドアジャスター

リーバイスのセカンドと同じく左右の腰部分にアジャスターが付いてる。アジャスター部は、メタルボタンではなく、黒のプラボタン。
Dickies Denimjacket_袖

袖部分には、カンヌキやリベットによる補強はない。
Dickies Denimjacket_生地

生地

3×1だが、ややライトオンスの生地。長短の縦落ちが多く、ブルーの鮮やかが目立つ。ある程度色落ちが進んでいるせいか、スラブ感は強く感じられず、ネップも多くない。